シャルトルへ(3日目)
6日間の旅行のつもりが7日間に増えたので、余った一日をどう過ごそうか考えました。
パリ市内の行きたいところには、どこへも行ったことがあるし、お買い物もあまり興味がありません。
いろいろ調べてみて、電車で1時間少しのところに行ってみたいところを見つけました。
そこがシャルトルです。
グーグルマップで時刻表を検索すると、電車が1時間に1本しかない。
予定していたのより少し早くホテルを出て、地下鉄でモンパルナスへ。
駅で切符を買うのが少し大変でしたが、近くで購入していた紳士に助けてもらって、往復の切符を無事ゲット。
ホームで切符に刻印の押し方がわからず困っていると、またもや日本人女性に助けられて、無事電車に乗り込みました。
(この辺は、番外編でお知らせすることができたらと思っています。)
日曜日の朝ということで、空席を見つけるのが難しいくらいの混雑。
刻印の仕方を教えてくれた、わたしより年上と思われる女性は、もう長いことパリにお住まいで、これから十数人のグループでハイキングに行かれるとのこと。
しばらく二人で(彼女は座席の前に立って、後ろの座席に座っているわたしの方を向いたまま)おしゃべりを楽しみました。
シャルトルの駅を降りると、もう大聖堂(ここもノートルダム大聖堂)が見えます。
外観も美しい!
ゆっくり歩いても10分はかからず到着。
左右の塔の形が違うのは、火災でどちらかを焼失し、再建したときに前とは異なる様式で作ったからだそうです。
おもしろいですね!
日曜日なので、ミサがあるだろうし、午前中は内部の見学はできないかと懸念していたのですが、入れていただくことができました。
ステンドグラスがただただ美しい!
上の外観の写真のステンドグラスを中から見たのがこれですね。
子供のころ、ステンドグラスって外から見たら黒いだけなんだ、と驚いたことを思い出しました。
こちらの大聖堂のステンドグラスは青が美しいことで有名で、シャルトルブルーと呼ばれているそうです。
本当に素敵でした!
大聖堂に入るのは無料ですが、こんなにいいものを見せていただいたので、少しですが、お礼に献金してきました。
この日もものすごい暑さだったので、外で大聖堂も眺めながらのんびりとお茶でも飲んで時間を過ごしたかったのですが、大聖堂のまわりには、銃を持った警官が大勢。
キリスト教信者がミサのために集まるので、テロを警戒しているのでしょうか?
怖くて、そこにはとどまれず、旧市街地を散策することにしました。
大聖堂が町の一番高いところに建っていて、そこから急な坂道を降りていきます。
川のほとりまで降りてきました。
町のどこからでも美しい大聖堂が見えます。
時間があったので、オープンしていないのはわかっていたのですが、外観だけでも見れればと、ピカシェットの家に向かいました。
案の定開いていませんでしたが、隣の駐車場からパシャリ。
拾い集めた陶器の破片で家を装飾したそうです。
内部もすべて装飾されているそうで、中まで見られなかった(外も見られたのは少しだけ)のが残念です。
川のほとりのベンチで休憩してから、大聖堂まで上ります。
ちょうどイベントをやっていて、中世の格好をした人たちがたくさん。
暑い中大変だったと思います。
音楽の演奏に合わせて踊る人たち。
この後、観光客も一緒になって踊って、楽しそうでした。
駅への帰り道。
来るときは大聖堂を目標としてきたので、道を全く覚えていません。
グーグルマップに駅を行先として登録したのに、同じところをグルグルしているだけで、ちっとも駅に着きません。
犬の散歩から戻ってきたと思われる若いご夫婦に駅への道を尋ねたところ、ご親切にもわかりやすいところまで送ってくれました。
「train station?」 と聞いていたので、他にも駅があって、わたしは間違えてそこを登録していたのかもしれません。
方向音痴でもグーグルマップさえあれば大丈夫と思っていたけど、そうでもなさそうです。
帰りの電車も混んでいたけれど、無事席に着くことができ、ホテルに帰ってきました。
スマホを見てみると、二日間で31キロも歩いていました!
暑くてたくさん汗もかいたので、シャワーをしたら、もう外に行く元気もない。(ホテルの近くでワインだけ買って帰った。)
日本から買ってきたレトルトカレーを電子レンジで温めて、簡単な夕食としました。
そのあと、何気なくテレビを付けたら、なんと錦織君の全仏オープンテニスがやってる!
日没までライブでテレビ観戦を楽しむことができて、うれしかったです。
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